2016年9月 カワハギ釣行第一弾 勝山編
日付:2016年9月2日
天候:晴れのち曇(時々雨)
気温:24~32℃
水温:26℃
潮汐:大潮(満潮 04:54・17:44/干潮 11:19・23:34)
朝2時。とても早い。故に興奮して眠れず、釣り場へ向かう管理人。
今回は最近釣りを始めたという高校時代の友人との釣行。
目指すは勝山港。
ターゲットは、勝山名物・カワハギ。
実は管理人、大のカワハギ釣り好きなのだ。
(もっとも、本格的にハマったのは去年からなのだが…)
旧友と昔話に花を咲かせながら、今日の釣りに期待しつつ、千葉県の海沿い道路を下っていく。
朝4時30分 勝山港着
港に到着し、今回お世話になる宝生丸さんにご挨拶。
乗船料¥8,000を支払い、エサとなるアサリを購入。
準備を済ませ、忘れ物チェックをし、はやる気持ちを抑えながら乗船。
船出の時を待つ。
※宝生丸
千葉県・勝山港の船宿さん。
ここ勝山は、千葉県有数のカワハギ釣りスポットなのだ。
勝山港にはカワハギ釣りの船宿が他にもあり、それぞれが独自のサービスを展開している。
宝生丸さんは、乗船料を¥1,000引きしてくれるサービスをHP上で掲載。
予約時に申し立てをし、当日受付時に携帯の画面で見せるだけでOK!(仕立て船と午後船は割引無しなので注意)
さらにシーズンが本格化してくると、午前船・午後船と分けて出船してくれるので、朝がキツい人にも優しい。
詳しくは宝生丸さんのHPを参照。
宝生丸→http://www.houseimaru.com/
朝5時30分 出船
いよいよ出船。
そしてポイント到着。
この間僅か15分!
そう、勝山のポイントは港からとてつもなく近いのだ。
釣り初心者の旧友に釣り方をレクチャーし、いざ開始!
今回使用したタックル
ロッド:閃迅カワハギ・極先調子(がまかつ)
リール:ベイゲーム301(シマノ)
ライン:PE0.8号
仕掛けはこちら
カワハギリーダー&目玉シンカー(ヤマシタ)
競技カワハギ速攻(がまかつ)
この仕掛けの利点は、仕掛けとハリが自動ハリス止めで繋がっているので、ハリが千切れてしまったり折れてしまった時に仕掛けを交換する時間を短縮できることにある。
管理人はスペアのハリとすぐに交換できるように、ワンタッチになっているタイプの仕掛けを好んで使う。
仕掛けは基本的に上の写真のように極めてシンプル。
ワンタッチ交換式の仕掛けは、緑の蛍光玉のところに自動ハリス止めが付いており、替えバリとすぐに交換できるようになっている。
このタイプの仕掛けを使えば自動ハリス止めに替えバリを引っ掛けるだけなので、初心者でも容易にハリス交換が出来る。
この釣りでは、結構な頻度でハリがダメになったり、無くなったりする。
理由は、ゲストや本命が釣れた時にハリを外し損ねて折ってしまったり千切れてしまったりすることや、そもそもカワハギのいるポイントが激しい根の付近であったりすることから、根掛かりによって仕掛けをロストしてしまう頻度が高いからである。
最近では各メーカーからこのタイプの仕掛けが発売されているので、自分の好みのメーカーやその時のお財布事情と相談しながら購入するといいだろう。
実釣が始まってから早1時間半。
未だ船内では本命の姿が確認されていない…。
太陽も高くなり、大分暑くなってきた。
しかし、ポイントが近く、周囲の景色を楽しみながらのんびりと釣りが楽しめるのでそこまで退屈しないのが良い。
ゲストのトラギスやキタマクラ、ベラがぽつぽつ釣れて、ハリを外してはリリースする。
この釣りはアタリが多く、退屈な時間が少ないのも人気の理由の一つなのかもしれない。
船長もちょっと探っては移動を繰り返す。
船内で魚が釣れていない時、一番苦しい思いをしているのはきっと船長なのだ。
ボート釣りでその思いは大分経験してきたので非常によくわかる。
何度かのポイント移動を経て、管理人のとなりのお客さんがようやくカワハギをゲット!
管理人もすかさず様々な小技を繰り出す。
底を数回小突いて糸を弛ませたり、底から30㎝ほど浮かせて上下に誘いながら時々ステイさせて喰わせのタイミングを作ったり、いろいろ試していると…
「プルプルプルプルッ…」
今までとは違った、エサを啜りとる様な独特なアタリ到来!
少し弛ませてゆっくり聞きあげると…
「プルプル、グググーッ!!」
魚がハリに乗ったことを確信し、そのまま竿を煽ってフッキング!
そして上がってきたのは…
ようやく出ました!
今シーズン第一号!
いやぁ、相変わらず気持ちのいいファイトしてくれますねぇ!
さぁさぁ!勢いついてきたところでガンガン釣っちゃいますよ!!
…しかし、その後続かず、数匹を追加して無念の終了。
前日のトップが14枚に対し、今日のトップは6枚。
昨日から水温も気温も天候も大きな変化は無かったのに…
しかも友人はカワハギゲットならず…
小さなメイチダイだけお土産で確保して終了。
(トラギスやベラはたくさん釣っていたが、リリースを推奨したので全リリースしてしまっていた)
友人には苦い思いをさせてしまったが、カワハギの美味しさだけはしってもらいたかったので、2枚持って帰ってもらった。
こうして今回の釣りは撃沈に終わってしまった。
しかし、まだまだシーズンは始まったばかりである。
リベンジマッチを心に誓い、今回の釣行は終了となった。
カワハギ釣りはシンプル故に奥が深く、とても楽しいアクティブな釣りの一つ。
ハイシーズンは11月~2月ぐらいで、冬場の好ターゲット。
食味も最高で、刺身、鍋物、焼き物なんでも美味しいのも魅力的。
釣り方がハマれば数十枚釣れることも珍しくない。
まだやったことがない人も、是非やってみて欲しい。
きっと今まで体験したことが無い、楽しい釣りを経験させてくれる相手だろう。
今回の釣行費
乗船料:¥7,000(乗船料¥1,000割引使用料金)
エサ代:¥2,550(3つ購入・1つ¥850)
交通費:¥2,000程度(高速道路未使用)
食費:¥1,500程度
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